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国頭村での林道建設に向けて県が集めた県民意見96件のうち、賛成は1件だけだったことが16日に分かりました。
県は国頭村での林道建設について、2008年12月から20091月にかけて県民に意見を募り、その結果、96件のうち「林道建設に賛成」は1件で、93件は反対意見だったということです。
自然保護団体の奥間川流域保護基金は1月から県民意見の公開を求めていましたが、県はこれに応じず、16日に要請で県庁を訪ねた保護基金に対してようやく公開。その理由について県森林緑地課は、「議会対応などで忙しかった」と弁明しています。
県は、当初建設を予定していた5カ所の林道を2カ所に減らし、9月以降に工事に着手すると説明していますが、今後、抗議や反発が強まりそうです。