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県内では11日頃から降り続いている大雨の影響で、各地で土砂崩れなどの被害が相次いでいます。11日から15日夕方までの県内での雨量は読谷村で361ミリ、那覇市で301ミりを記録しています。

この大雨の影響で15日未明、浦添工業高校の敷地内にある崖の斜面が幅20メートルにわたって地滑りを起こしました。また、西原町では道路の壁面の土砂が崩れ、停めてあった車が傾く被害がありました。取材に対し車の所有者は「ずっと大雨でしたので、もしかしたらどこか崩れないかなっていう不安があった。まさか自分の家の目の前でこんな風になっているとは」と話していました。

また、12日の夜中に恩納村で大規模な土砂崩れが発生するなど、これまでに土砂崩れが合わせて8カ所、床上・床下浸水が4件、道路の冠水も8件起きています。

15日夜から16日にかけて、引き続き1時間に20~30ミリの雨が降るおそれがあり、気象台では土砂災害への警戒を呼びかけています。