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県の行政を監視するオンブズマンが昨年度、県民から寄せられた苦情への提言をまとめた報告書を県に提出しました。

行政オンブズマンは知事の委嘱を受けた特別職で、現在は元那覇簡易裁判所判事の大工廻朝次さんと県教育委員会元委員長の翁長孝枝さんの2人が担当しています。

報告で昨年度は433件の県に対する苦情や要望が県民から寄せられ、前年度より84件増えたことが明らかになりました。

それによりますと職員の窓口対応の不満が最も多く、公園の傍の住宅に野球ボールが頻繁に飛んでくるので防護ネットを設置してほしいといった要望もありました。県はこの意見を基に今後、改善に動きます。