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宮古島市の天然記念物に指定されているツマグロゼミが上野地区で鳴きだしました。ツマグロゼミは、長が3センチほどで、腹の部分が緑色なのが特徴です。

毎年、梅雨入り後に宮古島市上野の新里や城辺の砂川など、限られた地域で鳴く珍しいセミで、1987年に旧上野村の天然記念物に指定されました。

新里集落にはツマグロゼミの増殖施設が設置されていて、周辺には「ジーーー」という独特の高い鳴き声が響いていました。

梅雨に入ってからも雨の少ない天気が続き、10日も強い日差しが照りつける一日でしたが、ツマグロゼミはしっかり季節の変化を感じ取っているようです。