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名ばかりの負担軽減に当然の怒りです。3度目となる最新鋭F22戦闘機の嘉手納基地への配備。自治体や県の抗議の声が高まっています。
北谷町議会は5日に臨時議会を開き、F22の嘉手納基地への一時的な配備について「常駐化に向けた準備である」とアメリカ軍の態勢強化に強い懸念を示しました。そして、アメリカ軍の再編協議で決まったF15の訓練の本土への分散移転では騒音軽減は実現していないとして、F22を含めた外来機の配備中止を求める抗議決議と意見書を全会一致で可決しました。
北谷町議会照屋正治議員は「今回の一時配備は墜落の不安や更なる騒音被害の増加につながるものであり、基地周辺住民は強い憤りを覚える」と訴えました。
実際、嘉手納町屋良地区ではF22が一時的に配備されていたことし1月、1日の騒音回数が平均の90回から106回に増加し、うるささ指数も76から81へと増え、データからも戦闘機の騒音が激しくなっていることが裏付けられています。