※ 著作権や肖像権などの都合により、全体または一部を配信できない場合があります。
仲井真知事はF22戦闘機の一時的な配備などにより騒音が増加している嘉手納基地の現状について政府の対応に怒りを示しました。
アメリカ軍の最新鋭戦闘機F22は先月30日から嘉手納基地に一時的に配備され、今後、4カ月間F15戦闘機などと戦闘訓練を行います。嘉手納町によると過去に2回の配備でも騒音回数が増えていてF15の訓練の分散移転による騒音軽減は全く機能していません。
きょうの定例会見で仲井真知事は「(F15の)訓練移転分は騒音が減っているという妙な答弁というのは開いた口がふさがらない。」と怒りを表し政府の対応を批判しました。
また、「アメリカ軍は要請を聞きおくだけではもう収まらない」とも述べ、今後、強制力のある騒音軽減策を軍や沖縄防衛局に求める方針を示しました。