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今から65年前の沖縄戦前夜、アメリカ軍の攻撃をうけ沈没した学童疎開船、「対馬丸」の犠牲者の為に3日、子ども達がシーサーを製作しました。那覇市壺屋小学校で自らの体験を語った生存者の上原清さんは「今も海に眠る子どもたちを守り、一緒に遊んでくれるようなシーサーを作ってね」と子どもたちに呼びかけました。
児童らは亡くなった同じ世代の子ども達へ思いを寄せながら胴体や足、しっぽなどを作りそれぞれ異なる表情のシーサーを作っていました。
そして「もう戦争はしたくない、なので、気持ちを込めてつくっています」「戦争は人の心をぜんぶ壊す武器だと思います。なので、僕はこれからも戦争を起こさないようみんなで頑張っていけたらと思います」と話していました。
子どもたちの作ったシーサーは8月22日、悪石島で行われる慰霊祭で犠牲者の眠る海に沈められます。