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学童疎開船対馬丸の犠牲者を追悼する対馬丸記念館が、今年、会館5周年を迎えることから、展示品の一部リニューアルすることになりました。これは27日、対馬丸記念会の高良政勝会長が発表しました。

それによりますと、対馬丸記念館で展示されている犠牲者の遺影は、当初の97人から今では270人に増え、展示スペースが手狭になったことや、学童疎開に関する資料を充実させること、さらに生存者のその後の苦悩などを証言として展示するということです。

リニューアル作業は6月に着手し、慰霊祭の8月22日までには完成させる予定ですが、対馬丸記念会では内容をより充実させるため、当時の子どもたちの写真や服、学用品など学童疎開に関する資料の提供を県民に呼びかけています。