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太平洋戦争当時、南洋諸島での戦闘に巻き込まれた犠牲者を供養する最後の南洋墓参団が26日朝、サイパンへ出発しました。40回目のツアーには、10代から90代の遺族250人あまりが参加していて今回初めて南洋訪問を決めた人もいます。
参加者は「初めてです。今年でチャーター便終了すると新聞で読んで。父が向こうで亡くなったもんですから」という人や「いつかは行こうと思ってたがもう年を取って今になってしまって。念願がかなって嬉しいんです。」と話していました。
結団式で平良善一団長は「我々も70代80代となり今年が最後、心を込めて供養しましょう」と挨拶しました。一時は1000人を超えた墓参団ですが、遺族の高齢化などで次第に参加者が減っていました。一行はサイパンとテニアンでの慰霊祭に参加します。