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野生生物の保護に顕著な功績があったとして大宜味村の市田豊子さんと喜如嘉小学校が環境省から表彰され、22日県に受賞報告を行いました。
県庁を訪ねたのは5月5日、北海道で開かれた全国野鳥保護のつどいで環境省自然環境局長賞を受賞した大宜味村の市田豊子さんと喜如嘉小学校の瀧岡博子教頭です。市田さんは日本野鳥の会ヤンバル支部の会員で20年にわたり、地元の小学校で野鳥の観察指導しているほか、県の鳥獣保護員として森林の保全に取り組んでいます。
また喜如嘉小学校は市田さんの指導のもと野鳥観察をしたり、田んぼや浜辺で美化活動を続けています。瀧岡教頭は「自信がついたと思いますね。」「運動場に降りた鳥を見ても、あれは何だというので、他の先生に一目置かれているというのもありますし」と児童らの成長の様子を話していました。
市田さんと喜如嘉小学校の取り組みは20年も続いていて、瀧岡教頭は「長年活動を積み重ねていくのは貴重な財産。ずっと続けていきたい」と話していました。