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沖縄市の泡瀬干潟埋め立て問題で、沖縄総合事務局は中断していた護岸工事を20日、再開しました。再開された護岸工事は、泡瀬干潟を石や土砂で囲った第1工区の護岸の外側を補強するとともに、護岸の内側を高さおよそ1メートルまで盛り土をするというものです。

沖縄総合事務局によりますと、トカゲハゼの産卵期に当たる4月から7月まで海上での工事を避けて、20日から2010年3月までの間、およそ1800メートルの区間の護岸の補強と土砂による盛り土工事を行うとしていて、20日には重機や仮設小屋の搬入のみが行われました。

現場の入り口では工事再開に反対する市民団体や住民たちが仮設橋梁前で集会を開き、公金支出の差し止めを認めた判決を守れと訴え、一方、推進派の人たちは人工島建設で沖縄市の振興発展を目指そうと声を上げていました。