※ 著作権や肖像権などの都合により、全体または一部を配信できない場合があります。
News Photo

沖縄が本土に復帰してから15日でちょうど37年。変わらない基地負担。その現状を直視し、自分の足でその広さを感じるための平和行進が15日にスタートします。

平和行進の結団式には全国各地から集まった労働組合の関係者が参加。アメリカの戦争に協力するための法律の制定や名護市辺野古への基地建設に抗議の声をあげました。

式では今から64年前、広島で原爆を体験した比嘉幸子さんが「軍事力に頼らない真の平和を勝ち取りましょう」と述べ、参加者らは戦争被害者の言葉を重く受け止めていました。

本土からの参加者は「この平和行進の体験で地元・横須賀での運動を強化したい」といった声や「基地問題について沖縄の気持ちをわかって、地元に帰って平和の有難さを訴えていきたい」と話していました。

平和行進にはあわせて8000人が参加し、県内3つのコースにわかれて嘉手納基地の周囲や南部戦跡を歩きます。