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沖縄の暑い夏に効果を発揮しそうな製品、建物の屋上や壁面に塗ることでその表面が熱くなるのを抑える塗料が公開されました。

大阪の企業が開発した「熱交換塗料」は特殊成分が太陽光を運動エネルギーに変換して、熱を拡散するというもの。すでに福岡市のヤフードームのほか、本土の学校やレジャー施設などで施行実績がありますが、県内での導入はまだ少なく、実験は、日差しの強い沖縄での普及を目的に、実施されました。

実験では、熱交換塗料を塗ったコンテナは、普通の塗料を塗ったコンテナと比べ、屋根の表面温度が最大で6度低くなる効果が出ました。

沖縄くらし代表取締役の瀬戸隆博さんは「もちろん住宅もそうですし、それから工場、ホテル、事務所など、実際に施行例からすると、プールサイドに塗って、裸で寝られるという、そういったこともありますので、そういったところにもたくさん使っていけば」と製品をPRしました。

室内も涼しくなり、ヒートアイランド現象の解消にもつながると期待が寄せられています。