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アメリカ軍基地の周辺で住む人々などを撮り続けている県出身の写真家、石川真生さんの写真展が12日から那覇市で開かれています。写真展「フェンスOKINAWA」は、那覇市の平和事業の一環として那覇市民ギャラリーで開催されています。
会場には、2009年で写真家生活36年を迎える石川真生さんが、およそ1年半かけて県内のアメリカ軍基地をフェンス沿いに歩き、県民生活と基地が交錯する日常の風景を切り取った作品、77点が展示されています。
作品の中には、日本人が無断で越えることは決して許されない基地のフェンスをゆうゆうとまたぐアメリカ兵の姿などが、捉えられています。
石川さんは、「自分の町に、村に、こんなのがあるんだということが、たぶんね、気付かなかったことが私の写真の中で意外とあるかもわからない。私自身もそういう出会いがあったので」と話していました。写真展は17日まで開かれています。