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那覇港で建設が進められている沈埋トンネルの最後の沈埋函の接合作業が、7日に行われました。
沈埋トンネルは那覇空港から那覇市の三重城までの海底を通る724メートルの道路で、長さ90メートルの8つの沈埋函を一つ一つ沈めて接合する世界で2例目となる画期的な工法で工事が進められています。
8つのうち、海底に沈められる最後の沈埋函となる7号函は5月初めから沈める作業が行われ、7日に行われた接合式では作業員が通用口のドアを開けて、全ての沈埋函がつながったことを祝いました。
沖縄総合事務局 那覇港湾・空港整備事務所の津田修一所長は取材に対し「供用に向けて大きな峠を越えた」と話していました。
沈埋トンネルは片側3車線で、2011年の3月には那覇空港から那覇市の若狭までの全線が開通する予定。那覇市内の渋滞緩和が期待されています。