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火は4月30日午後からまる一昼夜燃え続けました。キャンプハンセンで発生した山火事で5月1日、金武町の儀武町長は防衛局に対し火災につながる訓練の中止などを求め、抗議しました。
4月30日午後2時過ぎ、キャンプハンセンの廃弾処理場で発生した火災は、アメリカ軍が消火にあたったもののなかなか火は収まらずに周辺の山に延焼。20数時間にわたって燃え続けて鎮火しました。
基地内火災はキャンプシュワブなどここ数日相次いで発生。金武町の儀武町長は「シュワブでの火災騒ぎもまだ解決せず、さらに30日は乾燥注意報も出され、強風が吹く中に訓練を強行するとは考えれらない」と訓練を中止するよう厳しく抗議しましたが防衛局からは具体的な回答はありませんでした。
防衛局への抗議のあと、儀武町長は「日本政府として米側にどのくらいの強い抗議をしているのか、そして米側からどういった回答をもらっているのかというところに疑念を持たざるを得ない部分がある」と話していました。