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ヤンバルクイナを飼育・繁殖する施設が国頭村に完成し、30日に開所式が行われました。

国頭村の安田に完成した施設は、絶滅危惧種のヤンバルクイナを飼育・繁殖するために環境省が2億円余りをかけて建設しました。施設は管理棟と飼育棟に分かれていて、将来的には12羽のヤンバルクイナがつがいごとに部屋に入れられます。

また、クイナが飼育される部屋にはカメラが設置され、NPOの職員が管理棟から24時間体制で行動を見守ります。

NPO法人・どうぶつたちの病院によりますと、ヤンバルクイナはいつ絶滅してもおかしくない危機的な状況にあるということで、この新しい施設の完成で、自然繁殖の基礎となる個体の確保や情報を得られればと話していました。