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県内の中小企業の景況は、不況のあおりを受けて依然降下したまま厳しい状況が続いていることが16日にあらためて浮き彫りとなりました。県中小企業家同友会は2009年1月から3月の景況調査を実施し、180社余りから寄せられた回答をまとめました。

それによりますと、回答した会社のおよそ8割に当たる149社が2008年の同じ3か月より「悪化した」あるいは「変わらない」と答えています。また経常利益も「横ばい」あるいは「悪化した」との回答が8割を超えていて、その理由を、ほぼ全社が「売上や客数の減少」を上げています。

そして「今後の3か月で状況は好転するか」という質問にも、8割を超える会社が「変わらない」「悪化する」と答え、県内中小企業の多くが不況の長期化を予想しています。