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14日、那覇新港にイタリアの大型クルーズ船が入港し、県や那覇市などによる歓迎セレモニーが行われました。

沖縄に初めて入港したのはイタリアのクルーズ会社・コスタクルーズのコスタ・クラシカ号、5万2900トンです。このクルーズは11日に香港を出港し、14日間の日程で中国、日本、韓国を回るもので、主にヨーロッパから1200人余りの客が乗り込んでいます。

ドイツから来たという男性は「戦跡を訪ねる。戦争などが日本ではどうだったのか、ヨーロッパではどうだったのか、知ることは大切だから」と話していました。

14日夜には出港する短い滞在ですが、エイサーの演舞に迎えられ、乗客らは平和祈念堂や首里城へ向かうバスに乗り込んでいました。県内への観光客が減少する中、外国からのクルーズ船の入港は2009年に入ってこれで11隻目と好調で、今後も増えることが予想されています。