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センバツ甲子園に出場した興南と、県春季大会の覇者、中部商業が12日夏の県大会の第1シードの座をかけ、対戦しました。互いに譲らない試合は4回まで両チーム0行進。均衡を破ったのは興南でした。

5回の裏、2アウトまで追い込まれながらもランナー二人を置いて9番、国吉大陸のしぶといタイムリーなど、二者連続タイムリーでこの回、2点を先制します。しかし、県大会の覇者中部商業も7回、4番、山川穂高に2ランホームランが飛び出し2対2の同点にします。

そしてチャレンジマッチ初の延長戦に入った試合は10回裏、興南が満塁のチャンスで先制打を放った国吉大陸のショートゴロの間にランナーがホームイン、3対2のサヨナラ勝ちを収め、夏の県大会の第1シード決定です。