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2008年度の県内での企業倒産は景気後退のあおりを受け、件数・負債総額ともに前年度を上回っていることがわかりました。
東京商工リサーチのまとめによりますと、去年4月から今年3月末までに倒産した県内の企業は96件で負債総額は776億5500万円となり、前の年度に比べて7件、負債総額は600億円以上上回っています。
とくに負債総額は前年度比の466.2パーセントの急増で、過去4番目となりました。原因は県内大手信販会社・オークスの倒産や10億円以上の大型倒産が前年度に比べ3件増加したことなどがあげられます。
中小企業などへの支援策で企業倒産件数は落ち着いた状況ですが、商工リサーチでは景気後退の影響で資金力の弱い零細企業を中心に今後も倒産は続くと見ています。