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うちなーむーんです。以前エンディング企画で美味しいパン屋さんを紹介していましたが、きょうはちょっと珍しい、那覇市のパン屋さんをご紹介しましょう。この店で焼きあげるオリジナルの調理パンがいまちょっと話題なんです。

バーやカフェなどおしゃれな店が並ぶ那覇市のパラダイス通り。早朝から仕込みを始めているのは、小さなパン屋さんです。オーナーの鈴木さん、何度も訪れていた沖縄に、去年東京から移住してきました。移住前に専門学校にも通い、沖縄で開業したのはパン屋さん。沖縄らしいパンを作りたい、という気持ちからでした。

鈴木さん「おじさんたちが“子どもの頃そうやって食べてた”って。おやつが無いとパンに塗って食べてたから結構懐かしいって」

おじさんたちに懐かしい、と言わしめたのがあんだんすー。これを包んだお焼き風のパンやピザは素朴な味わいです。一個一個、丁寧に揚げているカレーパンにはしゃきしゃきしたゴーヤーの角切りがたっぷり入っています。ほかにも、紅芋やサンニン風味の餡を入れたあんパンなど、もともと沖縄の食材が大好きという鈴木さんが考え出したのは、ユニークな調理パンでした。

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鈴木さん「自分でもゴーヤーをカレーだけでなくチャーハンに角切りにして入れたりとかそういう食べ方をしてたんでそれをパンに生かせたらなとおもって」

25種類のパンは朝と午後に焼きあがります。自宅やお土産に買っていくお客さんも増えてきました。ひとりで店を切り盛りする忙しい毎日ですが、鈴木さんがいま研究中の、次の調理パンは…

鈴木さん「野菜。島野菜をサンドイッチで生で食べたいんです」「どこまで生で食べて地元の方に受け入れて貰えるかって」「ハーブを使うような感じでやっていきたいです」

さて、お送りしてきた「うちなーむーん」次回からはリニューアルパワーアップ!沖縄のものを使った商品紹介からいまキラリと光る県内企業までスポットをあてます。その名も「輝け!うちなーの星」ご期待ください。