こんにちは、ザ・スポーツです。今日は、バスケットのbjリーグ。沖縄から日本一を目指す琉球ゴールデンキングス、この週末は、昨シーズンの覇者で現在西地区3位の大阪エヴェッサと対戦しました。プレーオフ進出をすでに決めているキングスにとって、次の目標はプレーオフセミファイナルをホーム沖縄で開催することです。
おととい土曜日までの順位表です。セミファイナルをホームで行なうための条件は上位2位以上2位以内を早く確定させたいキングスにとって鍵は3位大阪とのゲーム差です。このゲーム差をより広げたいキングスきのう行なわれた試合はキングス史上に残る熱戦、ラスト5秒に大波乱がまっていました。
キングスのプレーや盛り上がるブースター「Road to King−沖縄から日本一へ!!」キングスの勝利を後押ししようと集まったブースターは2751人。試合開始は午後2時からでしたが・・・
先頭に並ぶブースター「午前8時です、8時です」「私のなかで生活の一部分でいうか、生きがいなので」
熱い熱いブースターが集まったこの試合チケットは、完売となりました。
おじいおばあ「Qどなたのファンですか?澤岻直人さん」子ども「好きな選手は、けんや兄ちゃん(友利健哉選手)」親子「がんばれキングス」子ども達「ゴーゴーキングスゴー」
キングスVS大阪エヴェッサ。ブースターの思いに答えプレーオフ開催を地元に引き寄せたいキングス西地区3位の白のユニフォーム大阪エヴェッサとの一戦が始まりました。
北中城出身選手:(キングス)澤岻直人、澤岻安史、金城茂之、(大阪)仲村直人、実はこの試合、北中城高校出身の選手が4人も集結。特に、大阪のポイントゲッター:9番仲村直人選手とキングス:澤岻直人選手のプレーは会場を大いに沸かせます!
澤岻直人選手「(仲村)直人先輩はシュートうまいし、大阪のポイントゲッターでもあるんでそれを自分がどれだけ抑えるかって」「1試合1試合学生じゃないんで負けないでがんばろうって」
ヒートアップするのはこの2人だけではありません。選手達は迫力あるプレーを連発!ブースターを魅了します。これまでキングスに対し、1勝6敗と大きく負けが先行している大阪にとってもこれ以上落としたくないこの試合、大阪から追いかけてきたブースターも熱い声援タイムアウトでも選手に風を送りサポートを続けます。試合は大阪の気迫あるプレーにキングスがおされる展開。最終の第4クオーター5分をすぎ、キングスは10点差をつけられます。
しかし、ここで終わらないのが今シーズンのキングスです。連続3ポイントシュートなどが決まり残り2分で同点に追いつきます。その後膠着状態が続く両チーム
試合が大きく動いたのはなんと残り6秒を切ってからでした。ピンチに立ったのはキングス、大阪にフリースローのビックチャンスを与えてしまいます。
1本目成功!2本目失敗!!失敗したフリースローをなんとかキャッチした青木選手がタイムアウトを要求、点差は1点、勝利をあきらめない選手達。会場からは勝利を祈るウェーブが起こります。残る時間はわずか5秒キングス、逆点をかけどんな手を使うのか・・・
残りニュートン選手シュート!!劇的な逆点を見せたキングス、残る時間は0,6秒!! しかし,大阪エヴェッサシュート!
キングス68対69大阪エヴェッサ!信じられない大逆転劇大接戦をものにしたのは、ラスト0,6秒を制した大阪エヴェッサでした。
桶谷HC「今日は1秒の怖さをしりましたし、40分、2400秒の中の1秒っていうのをこれから大切にしていかなければならないっていうのを肌で感じた試合だった」
澤岻選手「ほんとは今日勝って(地元プレーオフ開催を)リーチにしたかったんですけど」「僕達もチャレンジャーなんだっていうことを思い知らされた試合でもあると思うので」「自分達の足元をすくわれないようしながら早い時機にちゃんと沖縄での開催を決めて、またがんばりたいと思います」
手に汗握る接戦を見せてくれた両チームですが、気になるプレーオフ地元開催の条件はこのようになりました。キングスが今度の土日に行なわれる福岡戦に連勝し、かつ大阪が1敗した場合、もしくは、キングスが1勝し、大阪が2連敗した場合キングスは西地区2位以内が確定沖縄開催が決定します。次の福岡戦はアウェーで行なわれますが、こちらの試合も大注目です。以上、ザ・スポーツでした。