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観光客の大学生が航空機で運んだ不発弾らしきものは沖縄戦当時のアメリカ製の手榴弾と確認されました。爆発する危険性もありました。

手榴弾と確認したのは24日午前に調査に入った陸上自衛隊の不発弾処理隊で、不発弾は沖縄戦当時のアメリカ製MK2破片手榴弾で、破片を飛び散らせて殺傷させるタイプだという事です。手榴弾には信管の一部の雷管が残っていて故意に激しい衝撃を与えると爆発する危険があったということです。

住民は「怖いです。もし万が一ということを考えたら」と不安そうに話していました。また手榴弾を目撃した民宿のオーナーも「手榴弾って言わないとわからないぐらいもう腐食していました。一見しては石っぽいですけど」と驚きを隠せない様子でした。

八重山署では航空法違反などの疑いもあるとみて、不発弾を持ち込んだ神奈川県の大学生から事情を聞く方針です。