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きょうは石垣島から、おじい、おばあの手作りのぞうりを紹介します。

城間とよさん「手も足もみんな使わんとでーじどー」

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城間とよさん88歳。とよさんが両手両足を器用に使って、編んでいるのはアダン葉の草履です。

城間とよさん「今までパイン工場があるときは、ずっとパイン工場で働いていたけどよ、パイン工場がなくなったからジイジの加勢をしながら、じいじの作るのを見て、覚えて、5,6年くらいね」

こちらがジイジの清(きよし)さん90歳。材料のアダンは清(きよし)ジイジが取ってきて、丁寧に葉のトゲの部分を取り、お日様で乾燥させています。実は草履作りは、若くてまだ貧しかったころ、ジイジが自分の子どもたちのために手作りしたことに始まりますよ。2人が作る草履は月に2度の日曜市でもなかなかの人気なんだそうですよ。

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城間とよさん「たいがい人気はいいと思うけどね」「ばあちゃんの草履人気があるから、注文もあるよって、この間も言っていたけどよ、どうか知らんけど」

ナレ:ジイジとバアバの愛情がたっぷり込められたアダン葉の草履。履いてもよし、飾ってもよし。そばに置くと幸せな気持ちにしてくれます。

こちらがとよバアバときよしジイジのアダン葉の草履です。石垣市白保で月に2回開かれる日曜市で販売され人気となっています。鼻緒の部分に巻かれている可愛い布、これは足を痛めないようにとのとよオバアの気遣いなんですって。作り手のぬくもりが伝わってきますね。以上うちなーむーんでした。

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 うちな〜ムーン 懐かしくて人気の元祖島ぞうり 2009/03/23