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50年前に起きたアメリカ軍機墜落事故を語り継ぐ資料館の設置を目指すうるま市の宮森小学校で、19日に児童たちが集めた募金が贈られました。
1959年6月30日、うるま市石川の宮森小学校にアメリカ軍の戦闘機が墜落炎上し、児童11人を含む17人が死亡、200人以上がけがをしました。
事故当時の宮森小学校の児童で、現在、宮森小学校校長の平良嘉男さんら有志が、事故を後世に語り継ぐ資料館「630(ろくさんまる)館」の設置を目指して2月から幅広く募金を呼びかけたところ、児童や保護者からおよそ7万3000円の募金が集まりました。
児童の一人は、「(集まったお金を)いろんな人々にこの事件を知ってもらえるように使ってほしい」と話していました。また、平良校長は「一般に公開できるような、常設展としての630館を強く希望しているので(設置に向けて)行政の方々にも粘り強く理解を求めていきたい」と話していました。
募金額の目標は500万円で、現在、一般から100万円あまりが寄せられているということです。