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県内で唯一、骨髄移植ができる琉球大学付属病院で専門医が3月末で退職する問題で、18日県は、医師3人は残るため骨髄移植は維持できるとの認識を示しました。県議会の文教厚生委員会で、社大の比嘉京子議員は、琉大付属病院小児科の骨髄移植チームの専門医が3月末で退職し、患者や家族に不安が広がっていると指摘し、県の認識を質しました。
これに対して県は、骨髄移植チーム4人のうちリーダーが退職するだけで3人は残ると説明しました。県病院事業局安慶田英樹病院企画監は「残りの医師もトップに比べたら経験は少ないですけども、骨髄移植は維持できると。ただし骨髄移植に専念するとしたら、白血病とかの化学療法は多少、南部医療センターにお願いすることになるだろうと」と話しました。
一方、この問題で琉大付属病院では17日、患者の家族と面談を行い、骨髄移植の専門医を公募する方針を伝えていますが、不安は解消されていません。