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嘉手納基地を離着陸するアメリカ軍機の騒音が、2008年度は前の年より増加していることが17日にわかりました。

嘉手納町基地渉外課によりますと、2007年度のアメリカ軍機の離着陸の回数は3万2500回あまりで1日平均では91回でした。これに対し、2008年度は2008年4月から2009年2月までですでに3万5000回を超えていて、1日の離着陸回数も108回と、2007年度を上回っています。またうるささ指数の平均も81.4から82.2へと高くなっています。

このため、嘉手納町の宮城篤実町長は18日に防衛省を訪れ、騒音の激化に抗議するとともに、夜間の飛行禁止を定めた騒音規制措置の遵守を要請します。

16日からは日米共同訓練も実施されていて、嘉手納基地では1月から一時配備されている最新鋭のF-22戦闘機が、激しい騒音とともに離陸していました。