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県産品を紹介するうちなームーンです。ちょとしたアイディアで、高級品にも劣らぬ音質を奏でる夢のギターを紹介します。
松田裕信さん「今までのギターの革命になります。まったく普通のギターと違います」
つややかな音色と余韻の長さ。こちらが松田さんのオリジナル、世界初登場の「チタンギター」。
普通のアコースティックギターと比べても見た目は何も変わらないのですが、違いは裏面の木製板がチタン板でできているのです。
松田さん「硬くて軽く、非常に楽器としてすごく有効です。これ以上のものはないと思います」
いい音色で演奏したいとの思いからはじまったオリジナルギターづくり。
裏面の板の材質を変えるとギターの音色ががらりと変わることに気づき、アルミや真ちゅうなど、さまざまな素材で実験。そしてたどり着いたのがチタン。
沖縄市で看板店を営んでる松田さんの工場の一角にはギターがズラリ。実に4年間で300本以上のギターを試作。
そして弦の張り方にも松田さんのアイディアが入っています。
松田さん「普通のギターは表に(止める)。(弦を)裏側にもっていった。とんでもない発明になってると思います。表面の振動板に負担がかかってない。弱いタッチで音が出てくる」
この2つのアイディアは現在、特許申請中。
沖縄市産業まつりでは工業製品の部で沖縄市長賞を受賞。訪れた人たちにも好評を得ていました。
「やっぱり響きが違います」「音色がいいですね。今までのギターよりもずっと音がいい」
松田さん「音作りは無限大にあるものですから、理想の音を追い続けると思います」
沖縄からまた新しい音色が世界に羽ばたくといいですね。