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2009年糸満市で起きた不発弾爆発事故を受けて、糸満市議会は被害にあった施設などの復旧費用を無担保で貸し付ける基金設立の条例を全会一致で可決しました。

2009年1月の不発弾爆発事故では1人が重症を負った他、爆風で現場近くの老人福祉施設の窓ガラスや農業施設などに被害が出ました。

議会では総務委員会の新垣安彦委員長が「35年前の小禄での事故では調整に9ヶ月もかかった」と指摘、一日も早い現状復旧が必要と報告。費用貸し出すための不発弾基金条例を全会一致で可決しました。

条例では基金の積み立てを8300万円として無利子で貸付を行い、復旧費用に充てるとしています。