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東村のアメリカ軍ヘリパッド建設現場で、住民たちが行っている座り込みは通行妨害だとして国が仮処分申請をしている問題で、市民団体のメンバーら19日に申請を取り下げるよう国に要請しました。
この問題は、アメリカ軍のヘリパッド建設予定地に隣接する東村高江区の住民らが工事に反対する座り込みを続けていることに対し、沖縄防衛局が裁判所に通行妨害禁止の仮処分申請をしているものです。
防衛局を訪れたメンバーらは全国から集まった1000通の抗議文を手渡し、「この仮処分申請は行政が司法と一体になろうとする強権的なもので、速やかに取り下げてほしい」と要請しました。
要請後、沖縄統一連の新垣繁信代表幹事は取材に対し「秩序ある請願を高江の人たちはやっている。これを国の力で封じ込めるというのは憲法違反だ」と述べました。
防衛局の担当者は「上司に報告する」とだけ答えています。