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10日にキャンプハンセンに航空自衛隊のヘリコプターが着陸した問題を受け、航空自衛隊の幹部が12日に金武町を訪れ、謝罪しました。

航空自衛隊の大型ヘリコプターが10日、金武町に隣接するアメリカ軍キャンプハンセンの実弾射撃訓練場レンジ4に着陸。その後、自衛隊はアメリカ軍の訓練を視察するため、自衛隊員を運んだと説明しています。

金武町に儀武町長を訪ねた航空自衛隊那覇基地の渡辺和博副司令は「ご迷惑をおかけして申し訳ありませんでした」と述べ、今回のヘリコプターの着陸について謝罪しました。

このあと儀武町長は取材に対し「ヘリで来るというのは初めてじゃないか。それについて強く抗議した。研修というのにわざわざヘリを使ってそこで行われている訓練を見に来るなんて」と憤りを表しました。

航空自衛隊のヘリがキャンプハンセンに着陸した例はありませんが、今後使用することがあるかについては、自衛隊から説明はありませんでした。

一方、2008年12月に伊芸区で車のナンバープレートから発見された銃弾について11日にアメリカ軍が「海兵隊の最近の訓練とは関係ない」と発表したことについて、儀武町長は「あの状況、それと過去の経緯に踏まえて、今回の銃弾は米軍と関係しているものだという認識を持っている」と述べ、アメリカ軍の発表に怒りを示しました。