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吟行(ぎんこう)という言葉をご存知ですか?これは俳句を作るため、実景を見に郊外や名所にでかけるという言葉なんです。
きょうはその吟行に同行しました。ご紹介するのは屋我部奈江さん(85歳)。浦添市の3つの俳句の会で活動・指導をされています。
屋我部さん「想像では俳句は作れません。やっぱり目で見て、肌で感じて、匂いをかいで」
この日は節分祭の日。屋我部さん、俳句のメモに余念がありません。
屋我部さん「節分というものを初めて見て、俳句作りたいのがいっぱいあったけど、急にできないもんだから」
俳句を始めて35年、現在はたくさんのお弟子さんを指導しています。
てだこ句会のみなさん「沖縄一の先生!」「先生のところで習ってますよと言うと、いいですねーって言われて」
屋我部さん「ちょっと褒めすぎ。顔が赤くなる、ふふふ」
こちらがきょうの吟行で詠まれた一句です。
屋我部さん「畏みて 祝詞を賜う 節分会」
屋我部さんは家族みんなの食事を毎日作るスーパーウーマンでもあります。
屋我部さん「おつゆにいれるのよ。ソーメン汁をする時はいつもヨモギをとっていれるわけ」
屋我部さんの命薬はこちら。かつおだしでとったスープの「あたたかソーメン汁」。フーチバーの香りが食欲を誘います。
屋我部さん「いただきます。うん、おいしいです」
毎日の食事で家族全員の健康を守る屋我部さん。秘訣はしっかり野菜を食べることだそうです。