※ 著作権や肖像権などの都合により、全体または一部を配信できない場合があります。
白血病など、血液の病気の患者への骨髄移植が去年12月に全国で1万件を超え、3日に那覇市で記念のイベントがありました。
骨髄移植は白血病などに有効な治療法として、日本では16年前に初めて実施されました。そして去年12月3日、全国での骨髄移植が1万件に達し、骨髄移植と同様に有効な治療法であるさい帯血移植もその翌日に5000件となりました。
これをきっかけに、さらに骨髄移植、さい帯血移植への理解を深めてもらおうと、移植を経験したドナーや元患者がカンヒザクラの苗木を植えました。
元患者の糸数美智子さんは「(骨髄を)提供するのはとても勇気のいることですが、思いやりある決断のおかげで1人だけではなく、患者の周りも幸せにしてくれます。これだけたくさん善意の人がいるのは本当にすばらしい」と話していました。
県内でドナー登録しているのはおよそ1万人で、人口に占める割合は全国一だということです。