きのうから始まったプロ野球春季キャンプ。県内でキャンプを行なっている球団はこちら。去年から始まったロッテの石垣キャンプなど、宮古・久米島といった離島を含む9ヶ所でキャンプが始まりました。9球団のキャンプインの様子をすべてごらんください。
河合記者「選手達が続々と球場入りしています。プロ野球春季キャンプいよいよ始まります」
北海道からもたくさんのファンが追いかけてきた日ハムキャンプ。
ファンの男の子「(Q:どこから来たの?)札幌です。将来の夢はファイターズの選手になることです」
WBCを来月に控えたダルビッシュ投手はなんと初日早々125球を投げ込みました。
そして中部商業出身の糸数投手も1軍からスタート。今シーズンの意気込みを語ってくれました。
糸数選手「大卒で入団したので時間もそんなみてくれないと思う。今年が勝負だと思うので、ずっと1軍にいられるようにがんばります。ありがとうございます」
2年目をむかえたロッテ石垣キャンプ。
注目はやはりこの人、八重山商工出身の大嶺祐太投手です。
ローテーション入りを目指す大嶺投手は早速午後からブルペン入り。ロッテ正捕手の里崎選手を相手に56球を投げました。
大嶺投手「自主トレでは思った以上に体が作れた。キャンプのスタートもいい形で切れたと思います」
また今年は、メジャーリーグから井口選手が移籍。5年ぶりの日本でのキャンプを石垣島で始めています。
クライマックスシリーズ進出をめざす楽天は、昨シーズン21勝を挙げたエース岩隈投手とプロ3年目をむかえた田中投手がWBCを控え、早速キャッチャーを座らせて投げ込んでいました。
野村監督も上機嫌です!
野村監督「今年の楽天は注目株です」
今年の中日は川上投手やウッズ選手など投打の要が退団し、少しさびしいキャンプインとなりましたが、その穴を埋めようと選手達は精力的に体を動かしていました。
「ファンサービス」が最も光ったのは横浜でした。
練習後、疲れているにも関わらず集まってくる子ども達にサインを書き続ける選手達。「ハマのおじさん」工藤投手の前にはもちろん行列ができてしまうのですが・・・。
大矢監督「プロ野球なので、子ども達にサインくださいって言われるのはうれしいですし、子ども達も喜んでくれればと思います」
浦添市でキャンプをはるヤクルトは40周年という節目を迎えました。去年は投打ともにパワー不足を思い知らされ、5位と低迷したことから、気合を入れなおしキャンプに臨んでいます。
オリックスに強い味方が現れるかもしれません。
大石監督の近鉄時代の同僚で去年引退した野茂英雄さんが春季キャンプの臨時コーチを務める予定だということで注目が集まっています。宮古島の今後の動きに注目です。
去年は4位に終わった沖縄市の広島。キャンプでは体力強化に重点をおき、12年ぶりのAクラス入り、クライマックスシリーズを目指します。
ファン達の応援にも熱が入ります。去年最大で13ゲーム差あった巨人に首位を奪われ、リーグ優勝を逃した阪神。雪辱に燃えています。
様々なグッズが販売されているお店を回るのも阪神キャンプの楽しみの一つ。こんなユニークな商品を発見しました。
お店の人「この萬虎という泡盛は泡盛貯蔵庫で24時間365日、六甲おろしを聞かせた泡盛になります」
沖縄の阪神ファンにはたまらないお土産です。
一方、去年10月に右ひじを手術したソフトバンク・新垣投手の状態も気になるところです。宮崎キャンプはB組での参加ですが、初日から積極的にキャッチボールを行なうなど、開幕1軍にむけて順調に回復しているようです。
各9球団、様々な特徴をもっているプロ野球春季キャンプ。週末にお出かけになってみてはいかがでしょうか?