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「事件をうやむやにしないでほしい」と金武町長と伊芸区長が2日に県議会議長を訪ね、2008年12月に住宅地域で銃弾が見つかった事件の全容解明を要請しました。県議会を訪れたのは金武町の儀武剛町長と伊芸区の池原政文区長です。
2人は2008年12月に伊芸区でアメリカ軍の演習場から飛んできたと思われる銃弾が見つかった事件について、事件からおよそ50日が経つにも関わらずまだ事件の原因がはっきりせず、実弾射撃訓練は今も行われていると訴えました。
これを受けて県議会の高嶺善伸議長は「弾がどこから発射されたかを断定するのは時間がかるかもしれないが、誰の弾なのかは早く断定しないといけない」と答えました。
要請後、池原区長は記者の質問に「この大きな重大な問題が忘れ去られるのではないかという大きな懸念がある」と話していました。また儀武町長は「実際に車のナンバーに突きささった弾がある訳なので、それと照合して、それがどこの物なのかというのは公表できるのではないかという思いだ」と歯がゆそうに話していました。
今後、県議会は県警に対して事件の全容を出来るだけ早く解明し、県民に説明するよう要請することにしています。