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地元の反対をよそに2年ぶりに嘉手納基地に配備されたアメリカ軍の戦闘機F-22が30日に報道陣に公開されました。

1月10日から3回に分け嘉手納基地に到着したF-22戦闘機12機。2007年の2月以来およそ2年ぶりの暫定配備は基地を抱える3つの自治体、嘉手納町、北谷町、沖縄市の強い反対を再び無視したものでした。

F-22操縦士のピルチ中佐は「F-22はステルス性と超音速飛行の機能をあわせ持つ世界でも抜きに出た戦闘機だ。自衛隊との合同訓練も非常に楽しみにしている」と話しています。

航空自衛隊も購入を検討しているF-22は1機当たり150億円。29日は航空自衛隊の幹部がF-22を視察するため基地を訪れました。

「東アジアの安定のためF-22は抑止力として大きな意味を持つ」とアメリカ軍は強調しますが、地元にとっては大きな負担の増加であることは間違いありません。