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裁判員制度が5月にスタートするのを前に那覇地裁で21日、被害者参加型の初めての模擬裁判が行われました。
模擬裁判では、酒に酔って車を運転していた被告が反対車線に侵入し、対向してきた車と正面衝突。乗っていた男性を死亡させたという危険運転致死についてで、裁判員は被告の罪を追及する検察官の主張と弁護人の主張の両方に耳を傾けました。
そして今回は、被害者の妻も証言台に立ち、夫を突然失った悲しみを告白しました。裁判員はこうした被害者感情なども考慮しながら3人の裁判官とともに被告人の罪の重さを判断することになります。