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糸満市の爆発現場のすぐ裏には老人ホームの「沖縄偕生園」があり爆発の衝撃でこの現場に面した建物のガラス、およそ100枚が割れまさに一歩間違えれば大惨事でした。

「沖縄偕生園」には、60歳から104歳のお年寄り160人が入所していて、およそ50人の職員もいました。事故現場に面した北側にはお年寄りが眠る部屋が1階と2階合わせて50室並んでいてそのうち48の部屋の窓ガラスが爆風で吹き飛ばされるなど、100枚以上のガラスが割れた他、天井が落ちたり、扉が曲がるなど大きな被害を受けました。

事故があった8時20分頃は朝食の時間で160人いるお年よりのほとんどは別の部屋で朝食をとっていて無事でしたが部屋で休んでいた75歳の男性1人がガラス片で足を切るけがをしました。

高見みどり施設長は「中にいた職員はガス爆発だと思ったすごい振動で火災を想定してみんな外に出したそしたら火事はなかった」と話していました。現場ではガラスの片付けに追われていますが避難したお年寄りは別の部屋にベッドを用意してしばらく過ごすということです。