こんばんは、ザ・スポーツです。今日の話題は高校野球部対抗競技大会です。オフ・シーズンに毎年行なわれている大運動会の様子を取材しました。
大会はこの冬一番の寒さとなったおととい開かれました。オフ・シーズンに基礎体力や野球技術のアップを目指そうと毎年行なわれています。
100Mや遠投、ティバッティングなどの8種目に各学校9人がエントリーします。大会には宮古・八重山・久米島地区を除く県内52校の野球部が大集合しました。
去年の優勝・準優勝は甲子園で大活躍を見せた浦添商業と沖縄尚学この大会の成績が今年の野球部の活躍を占うといっても過言ではありません。
秋の県大会、優勝した興南に準決勝で破れた浦添工業のピッチャー:運天くんベースランニングで14秒47をマークしトップクラスの走りを見せてくれました。
浦工運天選手「とても成長していいタイム出せたのでよかったです」
もう1人のピッチャー比嘉くんは?去年夏の取材では体重が100キロありましたが
少しずつ絞ってきています。
浦工比嘉選手「今94キロです」「ボールもあんまり触らないで、走りこみ中心の練習です」
強風の影響で、みんなが苦戦したのはティバッティング甲子園ベスト4の浦添商業も苦労していましたが、秋の県大会では登録メンバー入りできなかった玉那覇くんのバッティングが光りました。
浦商玉那覇選手「自分は体格が大きいので(185CM、93キロ)ホームラン打てるようにがんばりたいです」
センバツ出場がほぼ確定している興南はキャプテン冨里川くんが8種目中7種目に出場してチームを引っ張りました。
興南冨里川選手「他のチームとの実力の差がわかって、チームで取り組むことがわかっていい競技会になりました」
全ての種目に出場したチームの中で最も部員数が少ない南部農林は10人で8種目に挑戦1人で全ての種目に出場したキャプテンの宮里くんの7種目目は1500M走です。なんとか走りきりました。
南部農林宮里直敬主将「きついっす」Q今年の目標は?「今年ベスト8以上」
この粘りが、今年の夏に生きるはずです!
大会で一番盛り上がりを見せるのは、1800Mリレーです。決勝に進出した沖縄尚学は特に気合が入っています。
沖尚「甲子園優勝するぞ、ちがうちがう」「競技会優勝するぞ!」
決勝には糸満、浦添、浦添商業、沖縄尚学、沖縄水産、小禄、宜野湾、興南、中部商業の10チームが進出しました。優勝は浦添商業 3分47秒13でした。
浦商野球部「優勝したぜ、ウオー!!!」
この大会の結果は後日発表されるということですが、(パネルで順位をみせます)離島勢を除いたリレーの結果はごらんのようになっています。強豪校が占めるなか、那覇と宜野湾の検討がひかりました。もしかしたら今年のダークホースになるかもしれませんね。以上、ザ・スポーツでした。