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今日はタイルに沖縄の表情を描く職人技を紹介します。
まっさらなタイルに鉛筆でデザインを描き、釉薬をスポイトで流し、専用の窯で焼くと・・・、鮮やかな絵柄が浮かびあがります。
これはスペインタイルといい、8世紀にイスラム教徒がスペインに持ち込んだ文化です。
沖縄スペインタイル工房・横山季代子さん「絵をタイルに描ける。焼き付ければ、永久的に自分の書いた絵が残るのが面白い」
そう話すのは、スペインタイルの魅力に取り付かれ、趣味で教室まで開く横山季代子さん。講師資格まで持っているのは日本でもわずかです。
横山季代子さん「仕事の合間に工房に行ったら、一日5時間とか。通い詰めて2年半」
そんな横山さんが描くものは・・・。
横山季代子さん「もともと生き物が好きなので、どうせモチーフにするなら沖縄の生き物、特に魚が多い。沖縄の風土が(スペインと)合っている。スペインタイルの原色の鮮やかさが沖縄にもマッチする」
沖縄では琉球ガラスでできた表札をみかけますが、こんな鮮やかな表札を自分で作ってみるのもいいですね。横山さん現在、北谷と名護で教室を開いているそうです。