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ことしも残りわずかとなりました。県警本部では、警察官が「武道納め」でことしの武道の稽古を締めくくりました。

警察官が日頃鍛えている武道は柔道、剣道のほか、暴れる容疑者を取り押さえるための「逮捕術」があります。

試合は刃物に見立てた棒など、様々な武器も使い、実際の犯罪現場を想定した形式で行われ、緊迫感が漂っていました。

県内では、犯罪の数は去年まで5年連続で減少しているものの、警察官の職務を妨げる公務執行妨害事件の件数は全国と比べて多く、こうした逮捕術の稽古に重点を置いているということです。

年末年始は強盗などの犯罪が増える時期でもあり、日々の訓練を怠らないようにしたいと気を引き締めていました。