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今月1日にスタートした犯罪被害者が刑事裁判に参加する制度で、県内で初めて交通事故遺族の参加が認められました。裁判は早ければ来月にも開かれます。

刑事裁判の「被害者参加制度」は、犯罪被害者が刑事裁判に参加し、被告人に質問できるようになるもので、被害者が参加する裁判は県内では初めてです。

被害者が参加するのは、ことし2月に北中城村で居眠り運転の車に追突され、高速道路の高架橋から転落して死亡した事故の遺族6人です。

被害者参加裁判では、これまでの裁判で検察官が行ってきた事件の証人や被告人本人への質問も権利として認められています。

那覇地検では「遺族の意思が裁判に活かせるよう、緊張感をもって臨む」とコメントしています。