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県が国頭村の林道工事に伴って実施した環境調査の結果について、ホームページでの閲覧期間が短すぎるとして、自然保護団体が16日、県に期間を延ばすよう要請しました。
県は、国頭村の県営林道・伊江原支線予定地の環境調査を実施し、その結果を10日から19日までの10日間ホームページで公表、県民からの意見提出期限を19日に設定しています。
これに対しNPO法人奥間川流域保護基金のメンバーは「2000ページに及ぶ報告書を10日間で読み解いて意見書を書けというのは行政として無責任だ」として、閲覧期間を最低1カ月延長するよう求めました。
要請に対し県の担当者は、上司と検討したいと述べるにとどめました。
要請後、NPO法人奥間川流域保護基金の伊波義安代表は取材に対し「県民の声を聞くというなら、本当に県民の声を十分に聞けるような態勢を取るべき。少なくとも一月は置くべきだ」と訴えていました。