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記者レポート「銃弾は、こちらの住宅の駐車場に停まっていたこの車のナンバープレートの中から見つかりました。この場所から最も近い演習場はこちらの方角にあるレンジ4なんですが、事件当時はこちら、北西側の3キロから5キロ離れたレンジ7から演習の音が聞こえていたということです。」
蛍光タイプのナンバープレートに穴を開けたのは長さ4〜5cmの銃弾。
目撃者の女性「もの凄いパーンという音がした。私がすぐに振り向いたらこっちから煙が流れたんですよ」「これから怖くて弾だったんで、家から出るのも怖いし」
銃弾はどこから飛んできたのか?伊芸区民は事件当日の10日の午後集落の北側から演習の音を聞いています。一方、アメリカ軍は8日から14日までの期間、「すべての演習場を使用する」と地元、金武町に伝えていました。
「その時間帯はレンジ7が演習してたんじゃないかレンジ4は早朝の演習が多い」
現場の様子から、住民や町議会議員らはレンジ7からの流れ弾が地面に当たって跳ね返りナンバーに突き刺さったのではないかと言います。
伊芸区・池原区長「この地域はすべての米軍の実弾訓練場に囲まれて、すべて射程距離内に入っている。」「起こるべくして起こった事件ですね」
伊芸区ではこれまで基地からの流れ弾で人身事故も発生。都市型戦闘訓練施設の建設には、住民が487日も、基地のゲート前で反対を訴えました。事件の解明が急がれます。