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相次ぐ職員の不祥事の責任をとる形で辞任に追い込まれることになった宮古島市の伊志嶺市長、きょう午後に開かれた会見です。
ここからは宮古テレビの奥浜記者に聞きます。奥浜さん、伊志嶺さんは前から辞任の意思を示してはいましたが、今回の事について市民の皆さんはどう受け止めているんでしょう?
奥浜記者「すでに辞意が大きく報道されていましたので市民も予想はしていたようで、冷静な受け止め方です。」
なぜ、きょうというタイミングの辞表提出だったんでしょうか
奥浜記者「先月末に宮古島市の課長が伊良部地区の土地改良事業に関する競争入札妨害の容疑で逮捕されたことが大きな引き金となりました。しかしこれ以前にも様々な不祥事が発覚していて9月議会で市長の辞職勧告が決議されるなど市長の責任を問う声が高まっていました。また課長逮捕の後も警察の捜査が続いていることから上層部の関与もささやかれている状況です。これ以上影響が広がらないうちに辞任を決断したという見方も出ています。」
トップを失うことになる宮古島市今後の関心は後継市長ということになりますか
奥浜記者「はい、宮古島市は今年度赤字団体から脱却して財政状況も好転していますし新しいごみ施設などの建設場所も決まりましたので課題解決への道筋は示した形での辞職となります。今後は市長の退職届けをきょうから5日以内に選管に提出しそれから50日以内の来月末か2月初め頃には新しい市長の選挙が行われる予定です。とはいえ、次の市長にはイメージダウンした市の建て直しが真っ先に求められ重い課題が課せられます。」