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地球温暖化をより身近に考えてもらおうと、日常生活でどのくらい二酸化炭素を排出しているのかを調べる実証実験が、2009年1月から那覇市で行なわれます。
これはユビキタス特区事業を展開している総務省が那覇市で開いた会見で発表したものです。
今回、日本で始めて試験的に導入される環境家計簿「えこ花」プロジェクトは、電力の消費量といった目に見えるものだけではなく、買い物や通院、娯楽などの日常生活で生じる二酸化炭素の排出量を調べるもので、那覇市が試験地域に選ばれ、全国に先駆けて実施されます。
調査方法は、インターネットで家計簿のように支出を入力するだけで、自動的に二酸化炭素の排出量が算出されるしくみです。
事業主体の総務省では、2009年1月から一般消費者3000人を募集し、およそ3カ月間環境家計簿をつけてもらい、その結果を元に、将来的にエリアの拡大や連携企業を増やしていく考えです。