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全国学力調査が2年連続で最下位と子どもたちの学力の低下が懸念される中、県内の小学校で3日、一斉に学力到達度調査が実施されました。このうち那覇市の大道小学校では午前9時過ぎから4年生のクラスの担任が児童に調査の説明を行い、問題冊子を配りました。

県教育委員会では、子どもたちに基本的な力をしっかり身につけさせようとこの調査を20年前から実施していますが、2007年と2008年の全国学力調査で県内の児童が応用問題が最も苦手との結果が出たため、2008年の到達度調査から大幅に内容を変えました。例えば、物語を読んで設問に答えるなど読解力を確認する問題を増やしています。

県教育委員会では調査結果を今後の授業の改善に役立てるほか、結果は12月下旬に公表することにしています。