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アメリカ空軍と海兵隊の合同即応訓練が1日から始まったことに対し、嘉手納町議会はけさ臨時議会を開き、訓練の即時中止を求める抗議決議と意見書を可決しました。

アメリカ空軍は1日から山口県岩国基地の海兵隊と合同の即応訓練を嘉手納基地で実施しています。

嘉手納町議会の田仲康栄議員は「大規模な合同即応訓練は去年12月にも実施され、町民に100デシベル以上の猛爆音を与え、大きな怒りと批判を浴びた訓練であり、絶対容認することはできない」と提案理由を述べ、嘉手納町議会は2日の臨時議会で、訓練の即時中止と今回、岩国基地から訓練に参加しているFA18戦闘機などの外来機の飛来中止を求める抗議決議と意見書を全会一致で可決しました。

町議会の基地対策特別委員会のメンバーは沖縄防衛局を訪れ、訓練の中止を求めました。これに対し、防衛局の坂野次長は「日米安全保障条約の目的の達成のための訓練であり、訓練中止をアメリカ軍に申し入れる立場にない」と要請を断りました。