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県教育庁が行った県内の全高校生を対象にした大麻など薬物の使用に関するアンケートで、1800人以上の生徒が「薬物の使用を誘われたことがある」と回答していたことがわかりました。

このアンケートは10月に大麻を所持していたとして県内の17歳の高校生が逮捕された事件を受け、県内の全高校生を対象に緊急に行われたものです。

その結果、回答があった4万347人の生徒のうち、4.5パーセントにあたる1821人が「薬物の使用を誘われたことがある」と回答していました。また「自分の周りで大麻や覚せい剤などを使っている人をみたことがあるか」との質問には、1.8パーセントにあたる707人が「ある」と回答していました。

会見を行った仲村守和教育長は「憂慮すべき非常事態で、薬物は高校生に間違いなく忍び寄っている。今後、緊急に対応を協議していきたい」と話しました。